大阪公立大学合唱団いちこん
Osaka Metropolitan University Chor Ichikon
大阪公立大学合唱団いちこんとは?
大阪公立大学合唱団いちこんは、大阪公立大学の音楽系委員会(大学公認の音楽系クラブの連合)に属するクラブです。 大阪府合唱連盟にも所属し、6月の合唱祭、7月のジョイントコンサート、1月の定期演奏会を目標として活動しています。主な活動場所は杉本キャンパスで、火曜日・木曜日・土曜日に練習を行っています。
他にもふたば祭や銀杏祭でのステージ演奏や教室企画をしたり、大阪府合唱祭やがっつり。などの合唱イベントだけでなく他大学との交流イベントにも参加しています。
合唱経験のない方でも、いちこんでは月に1回程度声楽家の先生のご指導を受けられるだけでなく、合唱経験豊富な先輩からも普段の練習でアドバイスをもらえるので安心!経験者の方も、さらに技術を高められます!「歌うのが好き」「興味がある」「合唱?何それ?」という方、ぜひ一度のぞきにきてください♪
歴史
1955年、学内の男声合唱団グリー・クラブと女声合唱団の有志によって、大阪市立大学混声合唱団が誕生し、多い時には部員数70名超を有した。2021年度には第60回記念定期演奏会を開催。2022年度には大学統合により「大阪公立大学合唱団いちこん」に改名。
先生方のご紹介
ボイストレーナー
野村 秀美
1950年、伊勢に生まれる。斎藤秀雄氏にオーケストラの指揮法を学ぶ。その後に指揮者S・チェリビダッケ氏に出会い、強い影響を受ける。渡欧中はフランスのエコール・ノルマル・ドゥ・ムジーク・ドゥ・パリ指揮科に留学し、指揮をP・デルヴォー、E・ロザンタール並びにG・ドヴォス氏に師事する。同時に声楽をP・ドゥレンヌ氏に師事、さらにスコラ・カントルム・ドゥ・ムジーク・ドゥ・パリで対位法と作曲を学び、1985年に修了。1995年よりフランス国立放送局オーケストラの指揮研究員として、パリにも居を構える。1996年1月フランス国立放送局で行われた指揮コンクールで5位入賞、7月ヨーロッパ総合ジュネスオーケストラでパリ音楽院にてC・デーヴィスのアシスタントを務める。同年10月よりエコール・ノルマル・ドゥ・ムジーク・ドゥ・パリの指揮科の助手を務める。同時にP・ブレーズの現代指揮法のマスタークラスのメンバーとして研鑽。1999年、ジュネスオーケストラを振ってフランスデビュー。
木村 千晶
大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業。
堺シティオペラアンサンブルクラス修了。
メゾソプラノとして、地元の堺市を含む南大阪を中心に、アンサンブルグループやオペラの場で活動している。ロビーコンサート等各種演奏会に出演する他、ソリストとしては第九アルトソロ、オペラ「魔笛」クナーベⅢ、「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、 「泣いた赤おに」赤おに等ズボン役や、「フィガロの結婚」マルチェリーナ役等で出演。
現在大阪公立大学合唱団いちこんヴォイストレーナー。堺シティオペラ、音楽愛好家協会「こんごう」、神戸波の会各会員。The TARO Singers、上方オペラ工房各メンバー。
谷村 悟史
大阪芸術大学演奏学科声楽コース卒業。オペラでは「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「コジ・ファン・トゥッテ」フェランド、「愛の妙薬」ネモリーノ、「蝶々夫人」ゴロー、「マノンレスコー」エドモンド役等様々な役で出演。
また、宗教曲ではベートーベン作曲「交響曲第九番」、ハイドン作曲「ネルソンミサ」にてソリストを務める。その他宗教曲等の声楽作品に於いてもソリスト、アンサンブル等で出演多数。
USJではFlash Band Beat2015に出演。2015年度のショーではIAAPA(International Association of Amusement Parks and Attractions)で世界一位を獲得。
現在琵琶湖汽船ミシガンクルーズにて専属シンガー契約。
これまでに岩城拓也、菊岡万里子、井澤章典各氏に師事。
音楽監督
前原 克彦
大阪市立大学大学院工学研究科修了。とある民間企業で人工関節の開発に励む機械系エンジニアという本業からの引退を果たし、いよいよ趣味の世界に没頭していく態勢を確立。
小学4年生から合唱を始め、大阪市立大学混声合唱団、豊中混声合唱団、新しい合唱音楽研究会、などで合唱歌手およびソリストとして活躍した。1994年の英国ロンドン赴任中には現地合唱団での活動も経験する。2004年にプロ合唱団 The TARO Singersの入団オーディションに合格。正メンバーとして演奏会やレコーディング、テレビ出演など、精力的な活動を2015年までこなした。
指揮者としても、2002年に創設したChor Meiseを率いて、宝塚国際室内合唱コンクールで3度の入賞を果たす。海外の新進作曲家による本邦未知の合唱音楽を我が国に紹介するとともに、彼らの来日を積極的にサポート。Ariel Quintana指揮によるMass from Two Worldや、Steve Dobrogoszがピアニストとして共演するMassの演奏などを実現させた。合唱の魅力を次世代に伝えるべく、2004年から継続している大阪公立大学合唱団いちこんをはじめ、学生合唱団の指導にも精力的に取り組んでいる。
指揮法を北村憲昭氏に、声楽を畑儀文氏に、チェロを北口晋之氏に師事。